最近、実家に帰ると、とても心地よくて気持ちの良いのと同時に、ふと一人になって窓辺でぼんやーりしてると、風や月や虫の声や川の流れる音を感じながら、じわーっとせつなくなってくるんだ。
思い出や、私がいないあいだに急に変わってしまった変化に。そして、あんなに元気だったおじいちゃんおばあちゃんの体の衰えに。歳をとるのは素敵な事だと思うけれど、やっぱりそんな綺麗ごとだけじゃなくって、やっぱり実際はつらいなあ、それが現実だなあと、認めざるを得ない。切ないんだ。
おじいちゃんおばあちゃんのことだけじゃなくって、最近は父と母のこともとても心配になる。疲れてないかなとか、だいじょうぶかな?とか、今考えても仕方の無い事だけど、考えたくないけれど、まだまだずっと先のことだけれど、世話されていたのに世話しなきゃならない時が来るのかな、とかいうことをかんがえてしまう。そんなことを考えたら今はまだとてもじゃないけど切なすぎて、涙が出てしまう。
その頃には私も大人になって、だいじょうぶになってるといいんだけど。
でもまだまだそこは責任とか忘れて私はこどもでいられるところなんだけれどね。